俳句の会 3月19日(水)新百合ヶ丘のレストラン『DONA』にて第8回の句会が開催されました。


その日は朝から激しく雪が降る春には珍しい天気で開催が危ぶまれましたが、参加者皆さんの日頃の行いが良く、句会が始まる午後3時には天気は回復し、無事開催となりました。
 出席者は7名欠席投句1名で『春』の季語でそれぞれ3句づつ披露し、皆で鑑賞しました。今回は新たに高橋先輩も参加され、いつにもなく名句、迷句?ぞろいで盛会となりました。
 本句会は先輩後輩の区別なく、もちろん男女の差別などなく、皆が率直に意見交換し合う、風通しの良い句会で、正に『わたる風』そのものです。
 句会が終わった後、いつも、今日は勉強になったとしみじみ実感できる句会です。ご興味のある方は是非ご参加ください。
では、皆さんの力作、傑作をご披露いたします。
   ・春雷や猛る関羽の戟のごと   (三谷哲愚)
   ・早ばやとおませな蕾花開く   (植木流水)
   ・玄関に春泥ちらし子らのくつ  (香川 昇)
   ・なごり雪椿の紅も白化粧    (高橋武彦)
   ・朝がえり澄まし顔して春の猫  (荒井おさむ)
   ・蝋梅の香り楽しむ一人旅    (田辺ひろき)
   ・光射しつらら一滴づつ還る   (佐藤和子)
   ・春うらら抜いた鼻毛をそっと吹き(穂積忍冬)
尚次回の開催は5月の第3水曜日 21日に読売ランドの喫茶店「モンタナ」で午後2時より開催予定です。
 皆さまのご参加をお待ちしています。
          俳句の会世話人/穂積秀二(s52経) 080-5087-4695